簡単にお店のカスタードが!クレームパティシエール基本レシピ

フランス語でお菓子屋さんを「パティシエール」と言います。
お菓子屋さんのクリームという意味で、カスタードクリームのことをパティシエールと言います。手作りは難しいと思われがちですが、意外と簡単です。
パン教室でもよく作るのですが、その美味しさに歓声が上がります。

●材料(600gくらい)

牛乳 400g
グラニュー糖 115g
卵黄 90g
バイオレット(薄力粉) 16g
コーンスターチ 16g
バニラビーンズ 1/2本

①バニラビーンズの下準備

バニラビーンズをナイフで縦に切れ目を入れます。ナイフの背を使ってバニラビーンズを
取り出します。

②牛乳を火にかける

鍋に牛乳を入れ、その中にバニラビーンズを入れる。(枝も)

③卵とグラニュー糖を混ぜる(ブランシール)

ボールに卵黄を入れ混ぜる。

グラニュー糖を数回に分けて入れて、ホイッパーでしっかり混ぜる。
この時すり混ぜます。

白くなるまでしっかりホイップする。
お菓子作りの基本である、ブランシールの出来上がりです。

④粉類を入れる

粉類は振るいながら入れる。

ゴムベラでサクッと混ぜる。混ぜすぎないように注意。

⑤牛乳をボールに入れる

温まった牛乳を1/3量入れて、ダマができないように混ぜる。
残りの牛乳を入れる。

鍋に戻す。この時ザルやシノワで漉します。

⑥クリームを炊く

中火にして、ホイッパーでかき混ぜながら熱を加えていきます。焦げないように底もしっかりと。

だんだんとモッタリと固まって、重くなります。
プクプクとさせながら、混ぜ続けます。
クリームの表面にツヤが出てきたら、出来上がりです。

⑦冷ます

バットに入れて、落としラップをする。

氷水を引いたバットの上に乗せ、急速に冷やします。
粗熱を取ったら冷蔵庫で冷やします。

簡単で美味しいお店のカスタードクリームの出来上がりです。
カスタードクリームが作れますと、パンのバリエーションが広がりますので、作ってみてください。


外はカリッ!中はモッチリ。ほんのり甘い大納言フランスレシピ(基本フランス生地)

基本のフランスパン生地を使い、フィリングを変えるだけで色々なバリエーションのハードパンが作れます。
今回は大納言を入れました。シンプルなフランスパンと大納言の甘さがとても合い、美味しいです。
赤坂見附駅に以前あった「ペルティエ」の大納言フランスをイメージ。

●材料(7個分)

リスドォル(準強力粉) 250g
しお 5g
イースト 3g
モルトパウダー 2g
160g
大納言 140g

①捏ね

粉類を全てボールに入れて混ぜ、水を入れて混ぜる。
ある程度まとまったら、ボールから出し、捏ねる。
材料が均一に混ざり、馴染んだら少しだけ叩く。
ボールに入れ発酵させる。

②一次発酵

35℃で30分発酵。

③パンチ

30分発酵させたら、一度ボールから出し、パンチをします。

④分割・ベンチタイム

軽く空気を抜きます

7分割して、軽く三つ折します。
15分ほどベンチタイム。

⑤成形

軽く手で叩き、平らにします。

大納言をたっぷりのせます。

下から巻いていく。その時生地を張らせるように!

形を整えます。
綺麗に並べて、霧吹きをして発酵する。

⑥二次発酵

35℃で30分程度

⑦仕上げ

霧吹きをし、粉をふるいながらかけます。

⑧焼成

230℃で13分程焼く。
焼く前にオーブン庫内にたっぷりと霧吹きで水をかける事。
そうすることで、外側がパリパリのクラストになります。

出来上がり!!
大納言の甘味とフランスパンの味がマッチして、美味しい。
バターを塗ったら最高★★

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